ヤクザと家族 The Family

1月29日(金)全国公開

21月29日(金)全国公開

綾野剛 舘ひろし 監督・脚本:藤井道人『新聞記者』

Comment

山本賢治役:綾野剛

広域指定暴力団の3次団体・柴咲組の組員

渾身の作品が生まれました。
現場では今までに感じた事の無い鼓動の連続で、毎日が走馬灯のようでした。
果てしなく目を背けたくなるような残酷さと、その体温を永遠と抱きしめ続けたくなるような心地よさ。
これが"家族"なのかと。
母、親父、兄弟、愛した女。過去から現在、人権と時代。そしてこれからの未来を生き抜く子供たち。
私達、藤井組は、その全てをひとつの映画に込めました。
幾度もの難関にも映画は私達を見放さず、見つめ続け、救ってくれた。映画は私達にとって最後の"家族"です。
スタッフ、キャスト、家族のみんなで乗り越え導き出した愛の結晶。それが「ヤクザと家族 The Family」です。
どうか、どうか。家族を大切に。

柴咲博役:舘ひろし

山本が所属する広域指定暴力団の3次団体・柴咲組の組長

「ヤクザ」という題材で家族の愛を描いた作品(脚本)に、大変興味を持ちました。
藤井監督は感情表現を繊細に演出し、俳優スタッフが一つとなり、丁寧に作品を作り上げていきます。
その姿勢に感銘を受けました。
綾野剛さんは、訴えかける目力が素晴らしい。いつも作品のこと、役柄を深く考えており、役の中をリアルに生きている、そんな俳優さんだと思います。とても刺激をもらいました。「ヤクザと家族 The Family」どうぞ、ご期待ください。

工藤由香役:尾野真千子

山本の経営するクラブで働く女

単なるヤクザ映画というわけではなく、色んな家族がある中で、こういった家族の描きかたをするんだなと撮影前から楽しみで、撮影中は心穏やかにいることが出来ました。
年の近い若いチームだけれども、チームワークがすごく良くて、藤井監督の人柄なんだろうなと思いました。
監督というリーダーと頼れるお兄さんになっていた綾野さんと本当に楽しい現場でした。
ぜひ楽しみに待っていてください。

中村努役:北村有起哉

山本が所属する広域指定暴力団の3次団体・柴咲組の若頭

このたび藤井監督にふたたびお招きいただきました。本当に素直に嬉しかったです。
新聞記者の次はヤクザなんですね、役者冥利につきます。
これまでに星の数ほどの任侠映画がありましたが、このヤクザ映画はタイトル通り、家族のお話です。
怒鳴りあったり暴力シーンもあります。
しかし、もがいてあがいていく時代おくれの登場人物達に少しでも愛着を抱き、そして束の間任侠映画というジャンルを忘れていただければ、この映画の本質が浮き彫りになると信じてます。

細野竜太役:市原隼人

山本が所属する広域指定暴力団の3次団体・柴咲組の組員

役者として自分と向き合う中でこの作品に出会えてよかったです。
映画ってこうあるべきなんだなと。今回の現場に自分が求めていたものがありました。
役者だけでは作れない環境と技術だけではなしえないものが、映像に必ず残っていると思います。
自然と気負うことなくあふれ出てくる現場は後にも先にもないと思いますし、濃い充実した日々が送れました。
生涯輝き続ける色褪せることのない作品ですので、楽しみにしていてください。

木村翼役:磯村勇斗

愛子の息子

出演が決まった時、嬉しさと同時に目の前に一枚の壁が立ちはだかった感覚でした。
この壁を乗り越えなければならない。そんな燃え上がる思いで挑みました。
翼の役と向き合っていく中で、監督はシンクロする瞬間を大事にしていたと思います。役、相手、空気感と。
だから毎シーン気が抜けない。でも気持ちのいい緊張感がありました。
そして何より綾野剛さんが正面から向き合って下さったことで翼という人間が作れたと思います。
映画の世界はこんなにも素敵な場所なんだと肌で感じました。俳優とは?お芝居とは?をもう一度考える機会を頂けた大切な作品です。

木村愛子役:寺島しのぶ

柴咲組の元頭・木村の妻

3つの時代の中で変わりゆくオモニ食堂で撮影し、この場所にすごく愛着がわきました。
時代ごとにセットや色も変わって、時を重ねる中で演じることができました。
毎日監督と一緒に過ごして何とか監督の思っているように演じたいと思いました。
難しいと感じながら演じていた日々でしたので、完成した映像でうまく表現されていたら嬉しいです。

監督:藤井道人

「新聞記者」の撮影が終わり、河村プロデューサーと僕が次に選んだ題材は「新しいヤクザ映画」でした。前作同様、難産ではありましたが、変わりゆく時代の中で排除されていく「ヤクザ」という存在を、抗争という目線からではなく、家族の目線から描いた作品です。綾野剛という唯一無二の俳優とこの作品を一緒に作れたこと、舘ひろしさんをはじめとする素晴らしいキャスト、スタッフと「ヤクザと家族」という映画を作り上げたことを誇りに思います。是非、公開まで楽しみにしていてください。

★キャストの選定について

河村プロデューサーと話して、主人公の山本という役は綾野剛以外考えられない、という共通の認識でした。20年の役を生きる山本という役は、その時代を象徴するかのように様々な繊細な感情を表現しなければならなかったからです。
綾野さんのストイックな役への姿勢は、本作の脚本の世界を何倍にも広げてくれました。
柴咲組の組長を演じた舘ひろしさんは、僕のリクエストです。かっこよくて、でも愛嬌もある、優しい「父親像」を舘さんに託しました。舘さんには撮影時本当にたくさんのことを教えていただき、僕の監督人生の大きな財産の一つとなりました。

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